2018年07月 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2010.06.26 (Sat)

コインランドリークエスト

先日、コインランドリーを初体験してきた。

ゲストハウスにも有料の洗濯機と乾燥機はあるのだが、
乾燥機がぶっ壊れているというまさかの事態。
一応女子なので、ブラジャーだなんだをそこら辺に
干し散らかしておくわけにもいかず、
近所のコインランドリーに向かったのだった。

ゲストハウスの住人にコインランドリーの場所を聞き、
「家を出て左、一つ目の角を左、
公園の手前を右。徒歩5分。」

という超シンプルな情報をゲット。
こうして私の小さなRPGが始まったのだ。

洗濯物をビニールの袋に詰め込んで、
全財産1300円を財布に入れ、9時に家を出発。

中島みゆきの「わかれうた」の、
「♪恋の終わりはいつもいつも 立ち去るものだけが美しい」
じゃないけれど、世の中には「常(つね)」というものが
存在するのであって、新しい場所に行くときの私の常として、
120%予想通り、

迷った。

まさに「♪いつも目覚めればひとりー」だ。
本当にひとりだった。

で、迷いに迷って、
なんか暑いしチョー疲れたしって感じーだったので
カフェに入って休憩。
私のかばんの中に汚い洗濯物が入っているなんて
誰が予想できただろう。

背徳感と一種の優越感に浸った後、
再びコインランドリーを目指す。

ところがどっこい、現在地すら分からず
もはやゲストハウスまで戻れません状態の
私にコインランドリーを見つけられることが
できるわけがないでしょう。

みなさんもそう思うでしょう?

私もそう思ったし、実際そうだったので
道行く人に片っ端から尋ねる作戦に出た。
「困ったときは、まず人に頼る。」という信念は
曲げません。絶対に。

最終的には杖をついたおばあさんに案内してもらうという
最高にカッコワル~な状態でコインランドリーに到着。
家を出てから既に1時間半が経過していた。

誰だよ、徒歩5分って言ったやつ。
あとでぶん殴る。

うおーテレビで見た感じと一緒!すげー!
なんて感動しながら中に入ると、
数台の洗濯機と乾燥機が回っていた。
あぁ、私、なんか一人じゃないかも。と
カタルシスに浸りつつ、
空いている洗濯機に洗濯物を放り込む。

すると、ひとりの男性が
洗濯物が入っている袋を抱えて入ってきた。
私の隣の洗濯機を使うらしかったが、
まぁ別に他人なので特に気に留めることはなかった。

使用方法1:洗濯槽内の洗浄をしてください
※洗濯物はまだ入れないでください


…マジで言ってんの?

もう入れちゃったっつーの!

のた打ち回るほどめんどくせー!!!と思いつつ、
洗濯物を袋に戻す。
汚れた洗濯物を入れたり出したり、すごい不快。
コインを入れて、洗浄ボタンを押す。

そこでふと気づいたことがある。

あれ?私、洗剤持ってなくね?

チラリと隣を見ると、輝く「アタック」の文字。
うわー洗剤だぁー!欲しー!あれ欲しーーー!
男性はもくもくと洗濯物を入れている最中だった。

どうしようか。
まさか洗剤と引き換えに体を要求されたらどうしよう。
その瞬間殴って逃げよう。
うーん。

「すいません…洗剤をちょっといただけませんか?」

なんか色々考えてたら思わず聞いちゃった。エヘ。
そしたらその男性、すっごい怪訝な顔で、すっごい不快そうに、
「はぁ…まぁ…」とかいってアタックを差し出してくださった。

と同時に、私も両手を皿のようにして差し出していた。

アタックを差し出す男性と、両手を差し出す女性。

変。

「洗剤を、この手に、入れるってこと、ですか?」

すげー頭の悪い生徒に先生が注意する感じで言われちゃった。
よく考えたらそうだよね。普通、箱ごと借りて、
一杯入れて箱ごと返すよね。
だよね。だよね。
よく考えなくてもそうだよね。

「す…すんまへん…」

噛んだけど気にしない。
怖いよこの人。かよわい子羊が頑張ってんのにさぁ。
洗濯槽に洗剤を入れ、念願の洗濯物を入れることにも成功し、
満足した私。あとは30分後に来ればよし!

ちなみに洗剤を返すとき、男性が持っていたのが
水色と白の太めのストライプのトランクスだった。
うわぁ、こんなベタなパンツ、売ってんのか。
クレヨンしんちゃんでしか見たことねぇよ。

男性は家が近いのか、セットするなり家に帰ってしまい、
私は家に帰る間にまた迷うかもしれないという懸念があったので
30分ぼけーっとしていた。

壁を眺めたり洗濯機を眺めたり道を眺めたり床を眺めたり
犬を眺めたり爪を眺めたりしていると、
ふと目に飛び込んできたものがある。

洗濯洗剤販売機

え、マジで言ってんの?
知らない男性に洗剤を分けてもらっちゃったよ。
うわー。まぁいっか。
もう一生会わないだろうし。

30分後、洗濯機が止まったので、
洗濯物を取り出す。

まさにそのとき。

ついさっき「もう一生会わないだろうし」って思っていた
例の男性が目の前に現れた。

そりゃそうだよね。
同じ洗濯機を同時に始めたんだから、
同時に洗濯終わるよね。

気まずい。

非常に気まずい。

何も知らなかったころに戻りたい。

気まずさに圧死寸前になりながら乾燥機をセットし、
10分間待つことにした。
男性も同じく10分間乾燥機にかけるらしく、
家に帰らず待っていた。

そして10分後、同時に乾燥機から取り出し、
同時に袋に入れ、
同時にコインランドリーを出る見知らぬ男女。
なんだこれ、すげーシュール。

さっさと立ち去りたい!と思い、帰路につこうとした
…が、「私、どっちから来たんだっけ?」状態に。
チラリと男性を見ると、自動販売機の前で思案している。

「あのー…わたしどこから来たんですかね?」

意を決したの。すごい勇気出したよ。
だってこの男性、私のこと「うぜー」って思ってんだもん。
その人に声かけるってすごい勇気出したんだよ。

そしたらこいつ、こう言いやがった。













「記憶喪失ですか。」





いや、ちげーよ!



結局彼に私の家が分かるわけもなく、
「記憶喪失ですか」って言った瞬間に立ち去っちゃったし、
なんか呆然としてもう意味分からんしーってホラ、
もう「ウワー!」ってなっちゃって。

結局ゲストハウスの管理人に電話して道教えてもらった。

自分の生活能力の低さに脱帽した。

テーマ : インド - ジャンル : 海外情報

11:37  |  2010年インド_準備編  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

笑い死にさせる気ですか!あなたは!!!

毎回腹よじれるわ。
ラニカイ |  2010年06月26日(土) 14:38 | URL 【コメント編集】

ウケル!

ほんと毎回そーとーウケルんやけどw
けいしち |  2010年06月27日(日) 16:26 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。