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2010.06.05 (Sat)

バラナシのアリス・イン・ワンダーランド

そもそもなんで留学を決意したのかということですよ。

3月30日、SALAのメンバーと、ダラムサラから来たミラさんの
お友達と4人で夕飯を食べていたところ、
話の流れが「今後の人生どーすんの」という方向に転がった。
とっくに自分を見失いまくって一寸先はウンコという状態だったし、
うわー考えたくねぇ!と思っていた頃だった私は、
「いや、まぁ、どうしましょうかね・・・えへへ」と
尻を頭を掻いてこの問題から目を逸らしたかった。
し、既にちょっと逸らしてた。

「今はヒンディー語勉強するのが楽しくて…えぇ…」
と、言葉を濁して立ち去りたかった。
でも、せっかくインドにいるのにヨガもアーユルヴェーダも
神様も楽器も歌も舞踊も観光も一切興味がなく、
今打ち込めることはヒンディー語だけだということは確かだったのだ。
「ヒンディー語をマスターしてさぁ、先生になるのもいいかもねー」
なんて意見もいただき、「そうですねー」なんつって相槌を打つも
正直無理でしょう、このオツムじゃ。と思っていた。
この日は、いつものように「ヒンディー語喋れるようになりてぇなぁ」
なんて考えながら眠りについた。

帰国を一ヵ月後に控えた4月3日土曜日。
いつものようにガンジス川を見つめながらチャイを飲むという
優雅な休日を送っていたところ、
たまたまイーバカフェのオーナーのアキオさんに遭遇。
インド人女性と結婚し、カフェを営む彼なら
ヒンディー語上達の道を知っているかもしれない!と思い、
「どうすればヒンディー語が上達するんですか?」と聞いてみた。

すると、以下のような会話の流れとなる。
今思うと、この日氏に出会ったことは人生の分岐点だったのだ。

深雪「どうすればヒンディー語が上達するんですか?」

アキオ氏「BHUに入って勉強すればいいじゃない」

深雪「いやいや、無理ですよ。頭がアレなんで・・」

アキオ氏「うーん、でも入試ないから大丈夫だよ」

深雪「・・・!・・・でも学費も払えないし・・」

アキオ氏「うーん、でも一年間で2万円くらいだよ。
     受付の締め切りは今月末だから気をつけてね!」


なんだその学費の安さとハードルの低さ!
突然降って湧いたような夢の話に混乱し、ちょっと考えて見ます…と
その場を逃げ出した。
「いつでも相談に乗るからね」と優しい言葉をかけてもらい、
帰ってから考え続けた。

『この街を仕切ってんのは昔も今もオレらだ!そうだろが!』
ムーリードラゴンの総長の声が張り詰めた空気に響く。
そうだ。この街が産まれてから、俺らはずっとトップだった。
ムーリードラゴンの軍門に下ったはずのヤルキ・フェニックスが
喧嘩を仕掛けてきたところで、人数・武器のどれを取っても
あいつらが勝てるはずがなかった。
そうだ。落ち着け。俺らが天下だ。
空を仰いだ。一番星が赤く光る。
『荒れるぞ・・・』と小さい声で呟いた。


そして翌週、アキオ氏に相談するためイーバカフェに行った。
まだ悩んでいる旨を告げると、
「とりあえず願書のフォームだけでも貰ってきたら?」と。
なるほど時間もあまりないので、
フォームだけ貰ってそれから考えてもいいか、ということだ。
「じゃあ、今から行ってきます!」
そしてBHUに足を踏み入れた。

【International Center】に行って、
【Application Form】を貰って来るというミッションだ。

International Centerの場所は聞いたし、大丈夫、迷わない。

『例の件、どうなった』
ムーリードラゴンの総長が鋭く睨みつける。
『大丈夫ッス。罠、張りましたんで。』
『そうか・・・』
何を心配してんだ俺は。いつも通り、天下張って、
そんで終わりじゃねぇか。
心の奥にくすぶっているモヤが何なのか、まだ分からなかった。



迷ったー!!!!!

すげぇ楽って言ってたのに!すげぇ簡単な道って言ってたのに!
なにこれ罠なの?!

DSC09649.jpg

インド人にヒンディー語で道を尋ねたのに英語で返されるという
不毛な会話を一時間ほど続け、ようやくたどり着いたのがここ。

DSC09647.jpg

アキオ氏が「手続きはRPGみたいだよ」って言っていた理由が
なんとなく分かった気がする。
宿屋に入らないとHPがもうヤバい。

あ、あと一つ確認なんですが、これは開いているってことで
よろしいですよね?
ここにも罠かよ!アリス・イン・ワンダーランドなわけ?!
小さくならないと扉に入れないってか!
じゃあキャンディーくれよ!

DSC09648.jpg

中に入ったらあっさりとApplication Formを手に入れた。
あ、あれ?普通ここでひと悶着あるんじゃないの?
拍子抜けしたまま家路に着くと、
Application Formを目の前に一心に悩む日々が始まったのだった。
08:52  |  2010年インド_準備編  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

おそらく

この日の日記に出ているアキオさんの本を
昨日新宿のジュンク堂で読んできたお!
ドラクエみたいって部分が丸々出てた(笑)
旅するさかな |  2010年06月28日(月) 12:23 | URL 【コメント編集】

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